ショートムービー制作のメリットとポイントを解説!【企業ブランディングとの関係とは?】

動画制作

2016年に動画の時代と言われて5年。今は各所にWi-Fi設備が整い、今後は5G(※1)による高速通信の普及も見込まれ、これからさらに動画市場もにぎわうと予想されますね。そのため、消費者は日常的に動画に触れることが多く、動画による情報を取捨選択するようになってきています。

そうなると、企業がターゲットとする方に動画を見てもらうには「その情報は自分に必要だ」と思ってもらえるような動画にしなくてはいけません。

昨今注目のショートムービーはそうした視聴者に本当に必要となる情報を端的に伝えるのに適した動画であると言えますね。

今回はそんなショートムービーの特徴やメリット、制作時のポイントを解説していきます。

※1 第5世代移動通信システム。英語名:5th Generationの略称。筆者は調べるまで「5ギガ」だと思っていました。

ショートムービーとは?

まず、前提として今回解説する「ショートムービー」は本来であれば「短編映画」「ショートフィルム」と言われ、映画などの映像作品という意味合いで使われることが多いですが、今回は「短尺動画」としてお話をさせていただきます。

短編と長編の長さの主な基準

下記表のとおり、一般的に短編とは10分以内のものを言います。それ以上は全て長編動画・映画・ドラマと呼ばれます。

種類動画の長さ
短編動画・映画・ドラマ10分以内
※最近では60秒以内の動画を指すことが多い傾向がある
長編動画・映画・ドラマ10分以上

動画と映像の違いはまた別の記事にて解説させていただきます。

ショートムービーを制作するメリット

ショートムービーは、基本的にスキマ時間などに楽しむことに向いており、動画内の情報も長編動画と比べて量は少ないものの的確に重要なことを伝えるのに適しています。

また、営業や認知拡大としてのショートムービーであれば、長々とした説明よりも短く端的にまとめられた動画である方が視聴者の記憶にも残りやすくなります。

以前あったサービス「Vine」では6秒という非常に短い動画でほぼ100%の視聴率を誇っていたように、現在のYouTubeでも広告の一つとして「バンパー広告」という動画の前後や途中に挟まれるスキップできない6秒の動画広告も有効であると言われています。

なお、こうした6秒という非常に短い動画はテレビCMではまず利用されず、インターネット上、さらに言えばスマートフォンでの視聴に慣れたユーザーの心をつかむのに適しています。

また、制作費や広告配信費も長編動画に比べ費用対効果が良いのも短尺動画のメリットの一つですね。

ショートムービー制作のポイント

さて、短尺のショートムービーでは「いかに的確に伝えたいメッセージを伝えられるか」が重要なポイントになります。そのためには以下の3点に注目しながら動画構成を考えていくと良いでしょう。

1.視聴の「谷」が来る前に一番伝えたいメッセージを出す

動画の尺に関係なく、視聴開始からおよそ1~2割を超えたあたりで視聴者数がガクッと下がる傾向にあります。

▼例
<30秒の広告動画の場合>
視聴開始4秒で100%だった視聴者数が30%近くまで下がった。(クラウドキャスト様広告動画)

<10分の取材動画の場合>
視聴開始1分25秒で100%だった視聴者が46%まで下がった。(IKUSA様取材動画)

このようなガクッと視聴数が下がることを「谷」と呼びますが、この谷に入る前に重要なメッセージを伝えるようにしましょう。

2.メリットなどは箇条書きなどで簡潔に伝える

これはどのようなコンテンツでも同じですが、まずは結論としてのメリットや特徴・強みなどはできる限り簡潔に一言でまとめておきましょう。

そして、そのメリットもたくさん出せばよいということはなく、3つほどに凝縮・選定することで視聴者にもわかりやすくなります。

3.ターゲットのボトルネックをしっかりと把握しておく

これもまた、マーケティングの手法としてはおなじみとも言えますが、企業が売りたい・広めたいという利己的な思いで制作された動画よりも、ターゲットとなる視聴者が持つ「悩み」「ニーズ」「共感」を把握して、そこに寄り添った動画である方がより視聴率は高くなります。

弊社が制作させていただいた下記の事例で具体的に見ていきましょう。

▼請求業務を、もっとかんたんに。1ユーザー500円から使えるクラウド請求管理ソフト「MakeLeaps」

この動画では、40秒ほどの広告としては少し長めではありますが、まずはじめに「請求業務を80%削減」「1ユーザー500円~」とターゲットにとって大きなメリットとなる2点を見せることで、そのあとの視聴継続を狙って制作しています。

請求業務は用紙でのやりとりや複雑なシステムを使用している企業も多く、そういった煩雑さを「もっとかんたんに」できるよという思いを伝えています。

そして、視聴の谷がくる全体の2割ほどの位置でメリット3つを伝えています。

そのあとはメリットの詳細を簡潔に伝え、動画を最後まで見てくれた視聴者には問い合わせや資料請求などを広告コピーなどで補填しつつ、遷移を促しています。
請求業務で苦しむ担当者であれば「ちょっと気になる」と少しでも記憶に残るような構成です。

企業のブランディング用ショートムービー「ブランデッドムービー」とは?

近年ではブランディング用のショートムービーとして「ブランデッドムービー」と呼ばれるものも普及してきました。こちらは商品やサービスの広告・宣伝とは違い、企業のブランディングに着目して制作される動画です。

主な目的としては、企業のイメージを伝えることでファンを増やし、ブランドを構築していくブランディングが目的となります。

動画広告が増えてきた反面、視聴者は余分な動画にストレスを感じています。
そういった観点から、ブランデッドムービーでは過度な宣伝ではなく「刷り込みの効果」を期待して、視聴者が見たくなるように構成されたショートムービーの一つです。

ブランデッドムービーの制作では、最も重要なことは「ストーリー性」です。特に「心に響く、残るストーリー展開」を意識してファンを増やしていきましょう。

まとめ 

最後に今一度、ショートムービーのメリットをまとめます。

  1. 視聴者がちょっとしたスキマ時間に視聴できる
  2. 端的にメッセージを伝えられ、印象に残りやすい
  3. より短尺であるほどスキップする間がなく最後まで見てもらえる
  4. スマホでの視聴に慣れたユーザーを獲得できる
  5. 長編動画に比べ制作費・広告配信費が安価である

これから広告やブランディング、採用などあらゆる場面で動画コンテンツが増えていくと予想されますので、はじめて動画コンテンツを企画する場合には、ショートムービーも候補の一つとして検討ください。
なお、動画の構成に迷った際には、制作のポイントなどをまとめておりますので、以下の記事もご参照ください。

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