映像と動画の違いとは?動画の種類、MP4・MOVなどフォーマットについても解説

動画制作

本稿は2021年04月01日公開の「映像と動画の違いとは?動画の種類・フォーマットについて解説」を加筆修正したものです。

動画広告市場が急伸する潮流のなか、新たに動画マーケティングを始めたという企業は多いのではないでしょうか。

YouTubeはもちろん、FacebookやIGTV(インスタグラム動画)、TikTokなどのSNSでも動画広告が盛んに行われています。動画はもはや生活には欠かせないものです。

テレビCMも動画広告であるといえますが、「動画」ではなく「映像」と区別して呼んでいることに気づきます。

動画も映像も宣伝活動のツールであることには変わりありませんが、どのような違いがあるのでしょうか? 今回はNayutaColumnでも頻出する「動画」について、映像との違いや動画の種類について解説していきます。

映像と動画、それぞれの意味

映像と動画、どちらも英語で「Video」です。NayutaColumn編集部も、どちらも「映像」であると考えています。

だけど、映画館で映画を見たときは「あの『映像』はクオリティが高いな」、家のソファでくつろぎながらタブレットでYoutubeを見たときは「あの『動画』は面白い」と無意識のうちに違いを認識しています。

映像と動画、それぞれの意味について考えてみましょう。

「映像」とは

NayutaColumn編集部では、「映像」の中には映画、動画、テレビ番組、テレビドラマなど画面に映したものすべてが含まれていると考えています。

インターネット登場以後は、プロが作ったものを映像、アマチュアが作ったものを動画という常識が生まれましたが、現在ではその境界線もはっきりしたものではありません。

テレビや映画館で見るものを「映像」というならば、スマホやタブレットなどのデバイスで見るものは「動画」。そのように考えるとわかりやすいです。

「動画」とは

インターネットが普及し始めたころ、文字や画像の閲覧が精一杯という状況でした。2000年ころにはFlash動画やGIF動画が人気を集め、このころから「動画」という概念が定着していったように思います。

2010年以降はスマートフォンや5Gなどの高速通信の普及が進み、動画コンテンツはスマートフォンやタブレットなどの小さく高機能なデバイスで消費されるようになりました。インターネットを介し、好きな映画をいつでも見られる「動画配信サービス」も拡充しています。

このような歴史から、インターネット環境で映し出されるものを「動画」と呼ぶようになりました。

映像と動画の違い

視聴するデバイスの違い、インターネットを介して視聴するかどうかの違いのほか、「映像」と「動画」には大きな違いがあります。

それは「受け取る情報量」です。

例えば、映画などの「映像」は長い時間をかけて情報を取得しますが、「動画」はスキマ時間の1分という短い時間でも情報を取得できるほど、情報の凝縮率が高いということになります。

動画は「時間あたりの情報量」が多く、情報が凝縮されたコンテンツであるという違いを知っておきましょう。

動画にも種類がたくさんある

ところで、動画にも様々な種類があるのは皆さんもご存じですね。

▼主な動画の種類

  • 商品紹介などのPR動画
  • ブランディング動画
  • セミナー動画
  • 研修動画
  • 採用動画
  • 会社案内 など

これらは目的や配信先によって異なります。

商品を認知拡大したいとき、購入を促進したいときにはPR動画やブランディング動画などが適切でしょう。

また、求人募集時には採用動画、人材育成の際にはやはり研修動画というように「動画を使って何がしたいか」により、制作する動画の種類が決まってきます。

▼目的ごとに適した動画の作り方は以下の記事でも解説していますのでご参照ください。

代表的なフォーマット(拡張子)の種類

では、今回はそんな動画のフォーマット(拡張子)についてもお話します。

実はフォーマットを知っておくことも、動画マーケティングでは重要なことです。

そもそも「動画」とは映像ファイルと音声ファイルを一つにまとめたものを指すのですが、そうしたまとめるために必要なファイル形式は「コンテナ」と呼ばれており、そのまとめたファイルを圧縮再生する技術のことを「コーデック」と呼びます。

それでは代表的なコンテナやフォーマットの種類とそれぞれの特徴を紹介します。

▼コンテナ名と拡張子の一覧

コンテナ名(動画形式)ファイルフォーマット(拡張子)
AVI.avi
MP4.mp4 .m4a
MOV.mov .qt
MPEG2-TS.m2ts .ts
MPEG2-PS.mpeg .mpg
MKV.mkv
WMV.wmv(.asf)
VOB.wmv
WebM.webm

AVIとは

Windows(Microsoft)の標準的な動画形式です。

昔から使用されており、ほとんどのコーデックを使用できることや様々な環境での互換性が高いことから、多くのユーザーが使用しています。

ただし、ストリーミングには対応していないなど、他のコンテナと比べ機能的には劣ります。

とはいえ、知名度が高いため今でもよく使用されるコンテナの一つです。

MP4とは

様々なOS、ブラウザ、デバイスに対応している動画形式です。

AVIに比べても機能が豊富であり、まずこの形式にしておけば問題ないでしょう。

なお、次に紹介するMOVをベースとして作られた形式です。

また、よく「MPEG-4」と間違えることがありますが、こちらはコーデックのことですので、動画として保存する場合には「MP4」を選びましょう。

MOVとは

Mac(Apple)の標準的な動画形式です。

WindowsでいうAVIと同じで、Apple製品と相性がいいコンテナですね。

WindowsでもQuickTime Playerがあれば再生できます。

コーデックがあらかじめ決められ、ファイルサイズなどが小さく、動画が比較的きれいに表示されます。

ちなみに、MP4とMOVの違いは汎用性にあります。MOVはMacもしくはiphoneの動画形式になるため、Windowsと相性が悪いこともあります。

MPEG2-TS/MPEG2-PSとは

MPEG-2システムという規格でフォームとして「MPEG2-TS」と「MPEG2-PS」の2種があります。

主に「MPEG2-PS」はDVDやデジタル放送などで採用されている動画形式で「MPEG2-TS」と比べてファイルサイズが小さいのが特徴です。

そして「MPEG2-TS」は、Blu-rayや地上波放送にて使われている動画形式です。世界中の地上波放送のフォーマットとして広く使用されています。

MKVとは

正式名称を「Matroska(マトリョーシカ)」といい、動画・音声・字幕などを一つにする動画形式です。

高画質な映像を格納・再生できるため、ハイビジョン動画の保存に適しています。

他の形式と比べてファイルサイズは大きいというデメリットはありますが、その反面、多機能であるのが特徴です。

WMVとは

Windowsユーザーにはなじみ深い「Windows Media Video」の略称です。

ストリーミング配信用に開発されたフォーマットですが、MacなどのApple製品やGoogleChromeなどMicrosoft製以外ではストリーミング再生できないこともあります。

もっとも特徴的なのはコピーガード機能があるため、著作物を配信するような動画サイトでよく使われています。

VOBとは

DVDビデオメディアへ、書き込み時に使用する動画形式です。

動画、音声、字幕だけではなく、DVDメニューやナビゲーションコンテンツなどをストリーム形式に含めることができます。

DVD書き込み用のソフト以外では使用されていません。

WebMとは

Googleが開発したロイヤリティフリーの動画形式です。

ネット配信でのストリーミング専用に開発されたため、動画が軽量かつ高品質であることが特徴です。

GoogleChromeだけではなく、Firefoxやオペラなどのブラウザでも再生可能です。

動画配信先や再生デバイスとフォーマットの相互性を確認しよう

AVIのように、Windowsでは再生できるがMacでは再生できないという形式も存在します。

再生デバイスなどにより、適切な形式に変換しましょう。

特に近年ではSNSやYouTubeなど、動画を投稿できるプラットフォームも増えてきました。

しかし、それぞれの媒体で対応している形式が異なる場合もありますので、こちらもしっかりと確認を行いましょう。

なお、形式を変換する際、何度も繰り返し変換を行うと、データサイズが小さくなったとしても動画自体の質が劣化する恐れがあります。劣化した動画は元に戻せませんので、変換を行う際は必ず元データを残し、変換後には質のチェックをしましょう。

まとめ

今回は映像と動画の違い、そして動画の種類やフォーマットの違いなどを解説しました。こうした基本的とも言える情報は、知っているようで意外と知らないことも多いですね。

これからますます動画市場に参入する企業も増えると予想されるので、しっかりとした知識とノウハウを溜めて動画マーケティングを成功へと導きましょう。

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