企業のPR動画を作るには?動画制作方法と内製化のコツ

動画制作

本稿は2021年05月03日公開の「PR活動のススメ。動画内製化に注目の「PR動画制作ツール」で低コスト実現!」を加筆修正したものです。

「魅力的なPR動画を作って販促や採用に活かしたい」と考える企業は多いです。すでに動画内製化の体制を整え、YouTubeやSNSなどに動画をアップして効果をあげているケースもあります。

PR動画を企業内で内製化すれば外注よりもコストがかからないと思われがちですが、人材不足や機材不足、制作時間といったリソースに関連する課題も浮上します。そんなハードルをクリアしつつ、簡単で高品質なPR動画を内製できるのが「動画制作ツール」です。

今回は動画内製化・外注化のメリット・デメリットとともに、おすすめのPR動画制作ツール4選をご紹介します。

企業のPR動画とは

PR動画とは、企業が商品やサービスのブランディングやマーケティングを行う目的で作られた動画コンテンツのことをいいます。

動画はいちどに多くの情報を伝えることができ、記憶の定着率もテキストの2倍に及ぶといわれています。そのため、企業がPR活動をするには「動画コンテンツ」がうってつけで、あらゆる業界・業種の企業がPR動画を活用しています。

自社の魅力を発信する役割もあり、人材採用や事業紹介、CSR活動紹介にも活用されています。ほかにもアーティストのミュージックビデオや観光や移住を促進するプロモーションビデオもPR動画といえます。

PR動画内製化のメリット・デメリット

企業がPR動画制作を内製する場合、撮影機材の購入から編集ソフト、動画マーケティング施策まで自社のリソースを割いて対応します。

動画制作ツールはあらゆる面をカバーしますが、PR動画はシナリオ、構成・編集、制作に至るまでエンゲージメントを考慮しながら質の高いものに仕上げなければいけません。

まずは、内製化することで業務効率化や低コストの実現につながるのか、メリット・デメリットを洗い出しました。コンテンツマーケティング施策への判断材料としてご覧ください。

PR動画内製化のメリット

  • PR動画の作り方のノウハウが蓄積できる
  • 自社でPR動画を改良・量産できる
  • 長期的な視点で見ると低コストにつながる

PR動画内製化のデメリット

  • プリプロダクション(撮影前準備)に時間を要する
  • PR活動のクオリティが偏りやすい
  • 動画マーケティング施策が不十分になりやすい

PR動画制作を外注するメリット・デメリット

企業がPR動画制作を外注するメリットは、自社の魅力を中立的な視点から判断でき、動画マーケティングやコンテンツマーケティングに集中できることにあります。

どこまで外注するかにもよりますが、動画構成案や絵コンテ、台本の作成、撮影・編集、分析や成果の検証など一通りの業務をまかせられます。動画制作のプロであればクオリティも確かでしょう。その反面、「思っていたものと違う」といったデメリットも懸念されます。

PR動画外注化のメリット

  • PR動画のクオリティが高くなる
  • 他の業務に集中する時間を作れる
  • 内容によっては外注の方が低コストとなる可能性もある

PR動画外注化のデメリット

  • 工数を必要とするため納品までに時間がかかる
  • 修正依頼時に追加コストが発生する制作会社もある
  • 意図が伝わりにくいこともある

2021年最新!PR動画制作におすすめのツール4選

動画制作ツールとは、撮影した動画や写真をテンプレートなどを使って編集することでカンタンにPR動画が作れるというものです。

オンプレミス型、インストール型、クラウド型がありますが、より手軽に動画制作、動画編集ができるのは「クラウド型」の動画制作ツール。Adobe Premiere Proなどの本格的な動画編集ソフトとは異なり、直感的な操作で動画制作初心者でもクオリティの高いPR動画を作ることができます。

もちろんMicrosoft社のパワーポイントでもPR動画を作ることができます。だけど、編集効果の豊富さや操作性を考えると、動画制作、動画編集に特化したツールを使うのがおすすめです。以下におすすめの動画制作ツール4選をご紹介します。

ビジネスに特化したPR動画制作ツール「CM STUDIO」

サービス名CM STUDIO
料金プラン動画1本30,000円他チケットプラン
動画解像度4Kに対応

CM STUDIOは、契約、月額料金、インストール不要の動画制作ツールです。ヤマトファイナンシャルやBRIDGESTONEなどの大手も導入しており、信頼性の高い動画コンテンツ制作に役立ちます。

画角調整もフォーマットごとに設定され、Webメディア、ランキング、Instagram用の正方形タイプなど配信先に適した形を選べます。こちらはビジネス用にシンプルな演出が多く、コンテンツマーケティング効率化への配慮が適所にされています。

初月、月額不要で動画制作費は1本分から。編集後、気に入った動画のみ購入する仕組みのため、必要なときに必要な分だけ利用できます。追加テンプレートや数本をまとめて依頼する場合は、お得なチケットプランを選びましょう。

作り方も簡単!プロ仕様のスライドPR動画制作ツール「kizoa」

サービス名kizoa
料金プラン3,980円〜1回払い切り
動画解像度Full HD, 4Kに対応

kizoaは、プロ仕様のスライドショーに特化した動画制作ツールです。作り方もとても簡単。アプリのようなドラッグ&ドロップエディタで操作できます。

面白いエフェクトやポップなアイコンが多く、どちらかといえばテレビ媒体に近い演出のPR動画を制作できます。観光、美容室、不動産、ECなどのコンテンツマーケティング用動画におすすめです。

料金は1回払い切り。それ以降の月額費用、更新料は発生しません。動画コンテンツ以外にも、結婚式や旅行などのイベント用動画制作にも向いています。

ビジネスアニメーションを選べるPR動画制作ツール「Renderforest」

サービス名Renderforest
料金プラン799円〜/月
画像解像度HD360, HD720, HD1080

Renderforestは、PR、ブランディングに特化したアニメーション動画制作ツールです。2Dアニメーション、3Dアニメーション、ハイセンスロゴの多彩なテンプレートに必要事項を入力すると一本の動画に仕上がります。

動画制作時間も短いストーリーで10分〜20分ほど。アニメにナレーション(録音音声)を入れることもできるので、出演者を手配できなくてもアプリのプロモーション、オンラインセミナーなどが

料金は月額799円からのプランが新たに登場。動画内製化を検討する中でも、アニメーションはクオリティの高いコンテンツ作りに一役買います。

SNS対応のグローバルなPR動画制作ツール「clipchamp」

サービス名clipchamp
料金プラン$9.00〜/月
動画解像度4Kに対応

clipchampは、YouTube、TikTok、InstagramなどのSNSコンテンツに特化した動画制作ツールです。すべての必要なカスタマイズがツールひとつに集合し、インストール不要で圧縮・保存できます。

トレンドをおさえたエピデミック・サウンド音源、エフェクト、キャプション自動化などを使ってグローバルテイストなPR動画を作成できます。ただ、エディタは日本語に対応していないため、慣れるまでは使いづらいかもしれません。

他にも、clipchampはスマホアプリや動画共同編集ツールの開発など、動画内製化支援に力を入れているサービスです。今後のツール改良にも期待できますね。

PR動画制作のコツ4つ

動画はPR活動に有力です。ときに、サービスを認知してもらうだけでなくコミュニケーションとしての役割を果たします。

実際に動画を作るとき、押さえておくべきポイントは次の4つです。

  • 最初に動画コンテンツの目的を考える
  • ターゲットを調査する
  • 関心を引く文章、共感できるメッセージを伝える
  • 動画コンテンツの戦略を練って実践する

動画内製化を検討するときは各ポイントに焦点をあて、よりクリエイティブなアプローチと計画が必要です。

社内コンテンツ、社外コンテンツマーケティング、どちらに向けて動画制作する場合でも「コミュニケーション」に軸を置き、相手とのエンゲージメントを高める工夫を施しましょう。

PR動画の成功事例

▲加賀市新幹線対策室公式YouTubeより

北陸新幹線の加賀温泉駅停車をめざし、石川県加賀市が制作したPR動画が話題を集めています。コミカルながらも、「加賀に北陸新幹線を」という熱い想いが伝わる動画です。

対外的なPRに留まらず、シビックプライド(市民の誇り)に繋がる動画として加賀市民の活気作りにも役だっているようです。

今回は「加賀にプロ野球を」をテーマに新作が公開されています。

【活動報告11】加賀市新幹線対策室 Season4

PR動画制作ツールの活用でマーケティングを加速させよう

動画内製化・外注化の特徴と、おすすめの「PR動画制作ツール」を紹介しました。PR動画を内製するにも、外注するにも双方にメリット・デメリットがあります。またPR動画の作り方や編集方針によっては、どちらが低コストになるかはわかりません。

PR動画を作るなら、まずは自社の魅力やマーケティング方法を確かめる意味でもまずは内製してみるのも手です。スマホがあれば動画は撮れますし、編集については動画制作ツールを使えば問題ありません。

実際に自分で作ってみて、クオリティやマーケティング方法に疑問を感じたら外注も検討しましょう。どの程度のクオリティで何本のPR動画を作るかによって予算感も変わってくるので、会社にとってどちらが適しているのか十分に検討してくださいね。

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