100社取材してわかった「インタビュー動画」の作り方と編集のコツ:前編

動画制作

「ちょっとインタビュー動画を作ってよ」と言われたらどうしますか?

何から始めればいいかわからない、編集の仕方がわからないなど、意外とインタビュー動画の作り方に迷う方は多いです。

ですがインタビューだから、とただ質問に答えるだけの動画では面白みがありません。せっかくなら最後まで視聴してもらいたいですよね。

そこで今回は、これからインタビュー動画を制作しようしている方へ、100社を取材してわかったインタビュー動画の作り方と編集のコツを紹介していきます。

「制作のポイント」として、まずは事前準備について解説します。

インタビュー動画の活用事例

昨今、動画を活用した施策の一つとして、インタビュー動画を制作する企業が増えてきました。

「お客様や社員のリアルな声を届けたい」「その担当者や企業の考え方を伝えるのにテキストと写真だけでは物足りない」など、導入の理由はさまざまです。

商品やサービスの魅力を生の声として聞くことで、テキストで情報を受け取る以上の理解度や安心感を得ることができます。

インタビュー動画の活用事例を見てみましょう。

株式会社ユーフォリア

スポーツ選手のコンディション管理ツール「ワンタップスポーツ」を運営。データ分析によるコンディション管理の方法だけでなく、スポーツを頑張る学生への想いを語ることで、サービスの魅力を感情面に訴えることができた事例です。

【ラグビー日本代表も使った!?】プロが実践するコンディション管理とは|株式会社ユーフォリア

インタビュー動画の種類

まずはインタビュー動画といってもどんな内容の動画があるのかを確認してみましょう。

インタビューや取材動画は大きく分けると以下の4つが主流です。

種類概要とメリット
新卒・人材採用求職者に現場の様子をリアルに伝えられる。社内の雰囲気や社員の働いている様子、社員インタビューで熱意なども確認できる。
商品やサービスの紹介顧客の興味・関心を引き出し、購買意欲を高める。開発秘話など、その時にしか聞けない話があると◎
会社紹介会社自体を広く知ってもらえ、信用度がアップする。テキストや静止画だけでは伝わりづらい、会社の雰囲気や魅力をわかりやすく伝えられる。
お客様の声・導入事例実際に利用顧客から、生の声での発信でリアルな感想を伝えられる。顧客の興味・関心を引き出し、購買意欲を高める。

動画の特徴として、テキストと画像の場合よりも多くの情報を伝えられるという点があります。

とはいえ、詰め込みすぎるのは良くありませんね。
まずはどんな動画を作りたいのかを考えておきましょう。

インタビュー動画の作り方【1.事前準備】

先ほどの4種類とも、基本の準備は通常の動画制作とほぼ同じです。
その中でもポイントとなる部分をご紹介していきます。

動画の目的をひとつに絞る

まずは動画の目的を決めておきましょう。
先ほどの種類から、最も注力したい部分はどこになるでしょう。

例えば、商品紹介の動画を作りたい場合「導入・購入してほしい」が大きな目的となるでしょう。そうなると、視聴ターゲットはその商品を利用するユーザーと同じ属性を持つ人、など目的が決まることで動画の構成を考える骨組みができます。

インタビュー動画の構成を考える

目的が決まり、構成の骨組みができあがったら次は具体的にどのような動画構成にしていくかを考えましょう。

インタビュー動画では、質問内容と順序が重要です。

例えば、商品紹介を目的とした場合、序盤から商品の使い方などを長々と説明すると視聴者は離れてしまう恐れがあります。もちろん、その商品の特性や視聴ターゲットによってはそうした構成のほうがよい場合もあります。

動画を大まかに「序盤」「中盤」「終盤」と3つに分けて考えるとわかりやすいですね。

  • 序盤・・・視聴者の興味をつかむための重要な部分。特に開始10秒までが勝負。
  • 中盤・・・本格的にインタビューを行っていく核となる部分。1つの質問に対する回答が長すぎると視聴者が離れる可能性が高いため、1~2分ほどの枠で構成する。
  • 終盤・・・最後まで見てくれる視聴者に、今一度伝えておきたいことを中心に構成する。

▼動画制作の事前準備に関しては過去記事でも紹介しています。

質問は事前に決めておく

撮影当日に急に質問されるとなると、インタビュイーは緊張でうまく話せなくなる可能性があります。また、撮影自体もスムーズに進まず、時間制限のあるスタジオなどではすべての撮影を追えることができなくなりますね。

そうならないためにも、どんな質問をするのかは事前にしっかりと決め、インタビュイーとすり合わせておきましょう。

インタビュー動画の作り方【2.出演者をアサインする】

さて、動画の構成が決まったら次は「インタビュイー(話し手)」と「インタビュアー(聞き手)」の2名をアサインしましょう。

もちろん、インタビュイーは複数名いても問題ありませんが、登場人物が多くなるほど動画構成や撮影準備に手間がかかりますので、あまりおすすめしません。

なお、出演される方には肖像権や動画の削除規定など、出演時の注意などは事前にお話しておくとトラブルを回避できます。

顔を出したくないという出演者もいますね。インタビュー動画だからと、必ずしも顔を出して出演しなければいけないというわけではありません。

カメラマンがインタビュアーの代行をしたり、キャラクターアニメーションや人形がインタビューされるなど、工夫次第で制作可能です。

ただし、出演者をアニメーション等に置き換える場合には、撮影時に別の出演者の視線に注意しましょう。キャラクターがいないところを見て話しているとちょっと変ですよね。

▼実際に出演者が顔を出さずに制作した動画事例はこちら

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インタビュー動画の作り方【3.撮影機材の準備】

実際のインタビュー動画 取材風景

インタビュアーとインタビュイー2名の出演者の場合に必要な機材は以下の通りです。

  • 全体を撮影するカメラ1台
  • 机にも設置できるサイズのカメラ2台
  • 三脚やジンバル
  • 照明やレフ板
  • マイク(できればピンマイク)

カメラ

カメラは出演人数+1台用意するとよいでしょう。

1台はインタビュイーとインタビュアーの2名を全体的に撮影する位置に、そしてそれぞれの出演者をピンで撮影できるように一人につき1台を設置できるものが望ましいです。

1台だけで同じ画角での映像が流れ続けると、動画全体としてリズムが生まれず単調な物となります。それでは視聴に飽きが生じ、視聴者が最後まで見ることなく離れてしまうでしょう。

また、カメラの性能にもよりますが、一度撮影した映像を拡大編集を行うと、画質が悪くなることがあります。

あらかじめ、アップで撮影を行う必要があるシーンには、それ専用のカメラを用意しておくようにしましょう。

三脚やジンバル

三脚はその名の通り、3本足でカメラを固定する機材です。

カメラマンが手で持ったまま撮影を行うと映像にブレが生じることもあるので、動きの少ないインタビュー動画ではカメラを三脚で固定したまま撮影をしましょう。

また、ジンバルやスタビライザーという手ブレを抑止してくれる機材があります。
取材時に場所移動のシーンなどで出演者とともにカメラマンも動く場合には、こうした機材を用意しておくと便利です。

三脚・ジンバルいずれも様々なサイズがありますので、使用するカメラの大きさや用途に合わせて用意しましょう。

照明やレフ板

動画では、部屋の蛍光灯などの照明だけでは明るさが不足しがちです。
照明やレフ板を利用して、出演者の顔をはっきりと映しましょう。

特に撮影場所によっては逆光や部屋の明かりの映り込みなどが生じる場合があります。
そうした場合にも、照明とレフ板を用意していれば調節が可能ですね。

また、編集で明るさを調整することもできますが、色味などに違和感が生じることもあります。
できるかぎり撮影時に、しっかりと明るさを確保しておきましょう。

照明やレフ板も様々な種類がありますので、撮影場所が確定した時点でカメラマンにも相談し、必要な機材を用意してもらうようにしましょう。

マイク

出演人数分を用意しておきましょう。特にピンマイクがおすすめです。
インタビュー動画では、出演者の音声が重要な要素となります。

カメラに内蔵されたマイクは、音声をしっかり拾えなかったり、こもってしまうことがあります。

きちんと音声録音用のマイクで、かつ目立たず動きやすいピンマイクを用意しましょう。

インタビュー動画の制作は事前準備が重要

今回はインタビュー動画の作り方の前編として、事前準備のポイントを解説しました。
特に「動画の目的」と「動画構成」に関しては、じっくりと検討しておくと撮影をスムーズに行うことができます。

次回の記事では、「インタビュー動画の撮影と編集のポイント」について解説します。

→後編に続く


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