2022年卒生は「採用動画」に好印象!オンライン就活は動画とSNSが心をつかむ

動画制作

2020年から2021年にかけてのコロナ禍。新しい生活様式がもたらしたのは、動画市場の躍動です。

これまで対面で行われていたコミュニケーションは、緊急事態宣言下で「オンライン」へ移行しています。

そして、企業活動も変革の時。なかでも大きく変化したのは「採用活動」ではないでしょうか。「オンライン就活」「採用動画」をキーワードに採用トレンドも大きく変わっています。

コロナ禍でのオンライン就活

新型コロナウイルスの感染拡大によって、就職活動の「オンライン化」はもはや当たり前という認識です。

例えば、会社説明会や企業主催のセミナーなどはほとんどが動画配信などのオンラインで開催されています。筆記試験、一次面接などの選考プロセスの初期段階はオンラインで行う企業が多いようです。

このような状況について、当の学生はどのように感じているのでしょうか?

オンライン就活は9割以上の学生が経験

TDK株式会社が行った2022年卒理系学生を対象とした「コロナ禍でのオンラインの就職活動に関する調査」(N=344)によると、93.0%の学生が「オンラインでの就職活動経験あり」、75.0%の学生が「オンライン選考(面接、面談など)の経験あり」と回答しています。

また、オンライン就活に対する満足度は高く、デメリットを感じる学生が少ないということがわかりました【図1】

【図1】

TwitterなどのSNS上でも好意的な意見が目立ち、移動時間が減ったことで志望企業の幅が広がったというメリットも。コロナ禍での採用活動は「オンライン就活に対応できるかどうか」が大きなポイントになるといえます。

説明会や一次選考は「オンラインのほうが良い」

2020年度は選考プロセスのすべてをオンラインで完結する企業に人気が集中する、という現象もあったようです。

ただし、選考プロセスの初期フェーズでは「オンラインのほうが良い」と感じる学生が多いのに対し、選考プロセスが進むにつれて「オフライン(対面)の方が良い」と感じる学生と逆転しています【図2】

実際の企業の雰囲気が掴みにくいというのがオンライン就活のデメリット。今後の人生を左右する意思決定の場は、やはり対面でのコミュニケーションが求められるようです。

【図2】

志望企業には「動画を活用してほしい」

今回の調査では、就職活動の新しいトレンドが明らかになっています。

企業に行ってほしい就活上の配慮に関する設問では、「選考日程の柔軟化」が47.4%、「選考プロセスのオンライン化」が41.6%、そして「動画の活用」が33.4%という結果に【図3】

なかでも注目したいのは「会社の雰囲気や働く人達について知るために動画を活用してほしい」という意見。企業の雰囲気が掴みにくいというオンライン就活のデメリットを払拭する手だてとして、「採用動画」へのニーズが急速に高まっています。

【図3】

採用動画とは

採用動画とは、就活中の学生に向けてその企業の特徴や強みなどをわかりやすくまとめた動画のことをいいます。

単なる会社紹介動画というよりは、職場の雰囲気や一緒に働く人のイメージを掴んでもらうためのもので、コロナ禍におけるマッチング精度を高めるツールとして注目されています。

採用動画は印象に残りやすいというメリットのほか、事業内容や求める人物像などを正確に伝えることで「採用のミスマッチを防ぐ」という役割も担います。

移動時間と金銭的な節約がメリット

学生側のメリットとしては、紙面や画像で見るよりも、動画で得られる情報量のほうが圧倒的に多いということがまずひとつ。

それから、移動時間や交通費の制約なく、志望企業を深く知ることができるという点が大きなメリットになっています。

同調査の「オンラインの方が望ましいと感じた理由」の設問では、「移動しないことで、時間の節約になるから」「移動しないことで金銭的な節約になるから」と答えた学生が過半数を超えています【図4】

【図4】

企業がオンライン就活を積極的に取り組むことで、移動時間と金銭面の制約にとらわれることなく就職活動ができます。企業側も遠方の優秀な学生に自社を志望してもらう機会が増えることになります。

ただし、対面でのコミュニケーションができないため、学生同士で就職に関する情報交換ができないという不安も生まれています。

情報収集はTwitter、Instagram、facebook、YouTubeなどのSNSで行うという新たな就活トレンドも生まれているため、SNSでの情報発信も欠かせない要素です。

オンライン就活のメリットとデメリットを深く知り、学生に寄り添った配慮のできる企業、「採用動画」と「SNS」を活用できる企業はやはり「強い」でしょう。

採用動画の効果的な活用方法

学生が志望企業を決めるとき、動画を参考にする機会は増えています。自社に興味・関心を持ってもらうには、動画はもはや欠かせないツールです。

どんな採用用動画を作ればいいのか、採用動画をどのように活用すればいいのかなど、採用動画のポイントを解説します。

採用動画の目的を明らかにしておく

ひとくちに採用動画といっても、「会社の認知度をアップしたい」「採用希望者数を増やしたい」「自社を理解して優秀な学生を採用したい」など目的によって動画構成も変わってきます。

例えば、「認知拡大」をめざすならエンタメ系の動画をTiktokやYouTubeにアップするのが効果的でしょう。また、「応募者増」をめざすなら会社の福利厚生や教育制度の充実をアピールする動画構成が魅力的なはずです。

採用動画を作るなら、何のための動画か、欲しい人物像は明確になっているかを明文化しましょう。

伝えたいメッセージにあわせて動画構成案を決める

採用動画では「何を伝えるか」を明確にしておく必要があります。盛り込みすぎると、逆に何も伝わらない動画になってしまいます。

大きく分けると「事業・仕事内容紹介」「社内・社員の雰囲気」「組織のビジョンやミッション」「職場環境・福利厚生などの待遇」といった訴求ポイントがあります。

何を伝えたいかを決めたら、それぞれの訴求ポイントにあわせて動画構成案を考えてみましょう。

例えば、「事業・仕事内容紹介」を伝えるなら、1日の仕事の流れを解説することで入社後のイメージを具体化することができます。「一緒に働く人物の魅力」を伝えるなら社員インタビュー中心の構成が良いでしょう。

魅力的な採用動画にするために、自社の強みをしっかり把握しておくことも大切です。

採用動画の事例1「長浜市職員採用PR動画」

長浜市の職員手作りの採用動画。アップテンポなBGMとともに、仕事内容や職員を魅力的に紹介しています。「お堅い」というイメージを一新する演出も素敵です。

採用動画の事例2「東京国税局・国税専門官まるわかり動画」

東京国税局の採用動画は採用チームの3人が会話形式で働き方を紹介する構成。テロップの入れ方が上手く、仕事内容や福利厚生などの複雑な内容も良く理解できます。

採用動画の事例3「バッファロー株式会社」

選考のすべてをZoomを用いたオンラインで完結するバッファロー株式会社。会社紹介、仕事紹介、選考スケジュール、求める人物像、社員インタビューをすべて動画で紹介しています。

採用動画は内製できる?

近年では編集ソフトやアプリが普及し、専門的な知識がなくても動画編集ができます。上記の事例で紹介したように、採用動画は内製している企業も多いでしょう。

内製すれば社内に動画制作のノウハウが貯まりますし、ちょっとした修正にも対応できます。何よりも動画制作を機により深く自社のことを知ることができるというメリットもあります。

ただし、学生も目が肥えています。内製した動画にも良さはありますが、クオリティを求めるには動画制作会社に依頼するという手もあります。

動画構成案からすべて丸投げというわけにはいかないですが、プロに外注するという手段も検討しておきましょう。

関連記事

採用動画とは?人事必見のメリットと効果

まとめ

「オンライン就活」というキーワードに基づいて、学生のニーズと採用動画のメリットについて考えてみました。オンライン就活に対応できるかどうか、採用動画やSNSでの情報発信を戦略的に活用できるかどうかが採用活動の成否を分けるということを覚えておきましょう。

【動画制作担当者必見!】無料で使えるパワポ用絵コンテテンプレート

100社以上の取材動画を制作した実績から、本当に使える絵コンテのテンプレートを公開しています。パワーポイントで作っているので、ダウンロードすればすぐに使えます。

▼絵コンテのテンプレートは以下のページからダウンロード可能です。使い方も詳しく解説しています。

NayutaColumnへのお問い合わせはコチラ


◆お知らせ

LINE公式アカウントをはじめました!最新記事の公開情報など好評配信中です!
友達登録お待ちしております。QRコードの読み取り または 下のボタンから登録可能です。

友だち追加

ピックアップ記事

関連記事一覧