SNS×動画広告のマーケテイング事例と成功ポイントを解説【2021年最新版】

動画広告

本稿は2021年04月29日公開の「2021年「SNS×動画広告」4大配信メディア別の概要と動画活用ポイント」を加筆修正したものです。

2020年から2021年にかけては「動画市場」が急速に成長し、同時に動画広告市場も大きな盛り上がりを見せています。

あらゆる世代にスマートフォンが普及したことで、SNSや動画を活用したマーケティングはもはや当たり前という状況です。

今回はSNSと動画広告の関係、人気の動画投稿SNSであるTwitter・Facebook・Instagram・YouTubeそれぞれの特徴と動画広告の成功事例について解説します。

動画広告・動画マーケティングの活用実態

企業はどのように動画広告や動画マーケティングに取り組んでいるのでしょうか? アライドアーキテクツ株式会社が2020年12月に実施した調査をもとに、実例を見てみましょう。

85%以上が「動画の重要性が増している」と回答

動画コンテンツを活用した施策を実施したことがある、全国20~50代の会社員および経営者のうち85.2%が「動画の重要性が増している」と回答しています。【図1】

【図1】

主な動画コンテンツの使用先は「WEBサイト」が34.6%、それから「Twitter(公式アカウント)」が35.9%、「Instagram(公式アカウント)」が33.2%、「YouTube(公式アカウント)」が32.7%とSNSへの投稿が多いという結果に。

動画広告の出稿先は「YouTube」が22.6%といちばん人気のようです。【図2】

【図2】

動画マーケティングで「成果が向上した」のは60%

「静止画コンテンツに比べて、動画コンテンツの成果やKPI(CPA,CVR)の変化」については、動画コンテンツによって成果が「非常に向上した」「やや向上した」の回答は合わせて59.9%という結果でした。【図3】

【図3】

また、施策で得た結果として「SNSのフォロワー数」「SNSでの反応」「リーチ数」が増えたと約40%の担当者が回答しています。【図4】

【図4】

これらのことから、「動画コンテンツ」はマーケティングの成功に有効なツールであることがわかります。

企業の公式SNSでフォロワーやリーチ数が増えれば、企業の商品やサービスの認知はもちろん、リピーターを獲得することもできます。

さらに、ファンは「拡散」というパワーを持っているので、適切に接点を持ちつつ、ニーズに応じたコンテンツ施策がとても有効になります。動画マーケティングのひとつのポイントですね。

SNSと動画広告マーケティングの考え方

上記の調査でもわかるように、企業が動画マーケティングを行うときは「企業の公式SNSアカウントで投稿する」「自社のWEBサイトに掲載する」もしくは「動画広告を出稿する」の2パターンが考えられます。

動画コンテンツをどのように活用するのか、どのようにしてターゲットにリーチするのかについて考えてみましょう。

ここでは動画投稿SNSの活用を前提に、基本的な考え方を知っておきましょう。

動画広告の目的と位置づけを明らかにする

まず始めに考えたいのは、「認知獲得」「販売促進」「ブランディング」といった動画広告の目的を明確にすること、配信する動画の位置づけをハッキリとさせることです。

動画マーケティングで成果の上がらない場合、伝達するフォーカスにブレが生じている可能性もあります。

また、動画広告を出稿したり、動画コンテンツを使ってマーケティングを行う際は目的に応じてKPIを設定しましょう。

動画広告、動画マーケティングのKPIについては、こちらの記事でわかりやすく解説しています。


アクションを促す動画広告を

動画広告では目的と同様に、視聴者に何らかのアクションを求めます。例えば、問い合わせフォームに入力してもらう、店舗へ来店してもらうなど様々なコンバージョンを期待します。

そうした行動を促す要素として、共感を生む演出やおもしろいストーリー、新規性のある表現が効果的だといわれています。SNSでは「動画のかっこいい演出」なんかもよく検索されています。

ただし、健全で透明性のある動画広告であることは必須です。企業として、ひとりの人間としてコンプライアンスをしっかりと守りましょう。

動画投稿SNSの特徴と動画広告の成功事例

動画広告は、大きく3つの種類に分けられます。

YouTube視聴中に再生されるような「インストリーム広告」、Facebookなどの広告枠に表示される「インバナー広告」、Instagramなどのタイムラインに表示される「インフィード広告」など、大きく分けると3つの種類があります。

配信先メディアごとに広告フォーマットも異なるため、それぞれの特徴を押さえつつ、戦略的に動画マーケティングを展開しましょう。

Twitter

ソーシャルメディアの中でも影響力の大きいTwitter。国内月間アクティブユーザーは4,500万人にのぼり、これは2020年11月時点の国内人口約30%に相当するほどです。

Twitterではリツイートキャンペーンと組み合わせるなど、拡散性を最大限利用して新規顧客を獲得しましょう。

ただ、Twitterユーザーにはテキストを重視する特徴があり、動画広告であってもテキストに注力した表現を求められるでしょう。あるいはタイムラインやトレンドにあわせて、柔軟性のある動画で目を引くのも良さそうです。

Twitter動画広告の成功事例

マッチングアプリの「Pairs ペアーズ」の事例です。過去のツイートからユーザーの傾向を分析して、“恋のペース”をリプライするというキャンペーンを実施。

マッチングアプリの動画広告には反応しづらいという課題がありましたが、診断コンテンツを取り入れることで1万リツイート以上を獲得しています。

Facebook

SNSの代表格であるFacebook。国内月間アクティブユーザーは2,600万人にのぼる一方、若年層の利用離れも激しくSNSプラットフォームとしての成長は停滞気味となっています。

匿名性の高いSNSが多い中、動画広告にユーザーの持つ情報を活用できるFacebookは貴重な存在。世界中の消費者や視聴者にリーチしたい企業にとって必要不可欠な媒体です。

例えば、「東京都練馬区に住む25歳〜35歳の既婚者で韓流ドラマ好き」までに絞り込んで出稿することも可能。細かなターゲティング設定は、コンテンツマーケティングにおいても最大のメリットであると言えます。

Facebook動画広告の成功事例

雑貨や文具製品のECショップを運営する「株式会社ワンダーマーク」の事例です。Facebookショップと動画広告を連動させることで認知度と売上がアップ。写真広告よりも高い効果が得られたということです。

Instagram

Instagramの国内月間アクティブユーザーは約3,300万人にのぼり、親サービスであるFacebookのMAU数を超えました。2021年現在は世界中で約10億人の利用者を記録しています。

動画広告の表示は他の投稿と並ぶため、「いいね」の反応を得やすい短尺なものが理想です。メインアスペクト比は1:1ですが、特にサイズを気にする必要はありません。比率よりもデザイン性を重視した広告に多くの反応が見られています。

また、広告以外にもライブ機能、ショッピング機能、ストーリー、メイン投稿など様々な場所で動画コンテンツを活用できます。いずれにせよInstagramのプラットフォームでは購買促進、PR活動、企業ブランディングと相性が良いようです。

Instagram動画広告の成功事例

大手老舗デパート三越伊勢丹のオンラインギフトサイト「MOO:D MARK by ISETAN」の動画広告キャンペーン。

25歳から60歳までのホワイトデーギフト購入検討者をターゲットに、「類似オーディエンス」機能を活用して購買に繋がりやすいユーザー層へリーチ。購入者数が1.5倍に増加した成功事例です。

参考:https://business.instagram.com/success/mood-mark/

YouTube

YouTubeの国内月間アクティブユーザーは約6,500万人にのぼり、世界では20億人の利用を記録しています。

YouTubeの動画広告にはいくつか種類がありますが、よく目にするのは動画開始前に流れる動画広告ではないでしょうか。開始から6秒はスキップできませんが、6秒視聴すればスキップできるというものです。そのため、開始数秒で興味をひくような演出が求めらます。

YouTube動画広告の成功事例

「LINEマンガ」のYouTube広告です。YouTubeは電子コミックと相性が良く、動画広告もモバイルで視聴することを想定したフォーマットで作られています。

マンガの内容をちら見せする演出も奏功し、再生回数は11万回を超え、アプリインストール数もアップしたそうです。

まとめ

動画コンテンツをどうやって展開するかについては戦略的なマーケティング思考が必要になります。動画マーケティングをするなら、動画投稿SNSは活用すべきです。

Twitter・Facebook・Instagram・YouTubeのどの媒体を使うのか、また、公式アカウントとして投稿するのか動画広告を出稿するのか、マーケティングの目的に応じて適切に選択しなければなりません。

動画マーケテインンぐを成功させるには、各媒体の特徴を知り、限られた条件の中で視聴者の興味を引く演出ができるかどうかがポイントになります。日頃からリサーチや分析を重ねて動画クリエイティブに磨きをかけていきましょう。

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