YouTubeに広告を出す方法、動画広告のメリット・デメリットと制作ポイントを徹底解説!

動画マーケティング

本稿は2021年04月26日公開の「YouTube動画広告の規格とメリット・デメリットとは?制作ポイントも解説」を加筆修正したものです。

YouTubeの月間ログインユーザー数は全世界20億人を超え、今や暮らしに欠かせないプラットフォームのひとつ。日本だけでも6500万人のアクティブユーザーがいる、最も人気のある動画共有サイトです。

多くのユーザーが集まるYouTubeに広告を出さない手はありません。もはや、YouTube動画の前後や途中に広告が入るのは「当たり前」といった感覚ですよね。

今回はYouTubeに広告を出したいと考える方のために、YouTubeへの動画広告の出し方と広告出稿するメリット・デメリットをわかりやすく解説していきます。

YouTube動画広告とは?

YouTube動画広告とは、YouTubeに投稿された動画の前後や途中に流れる動画広告、もしくは検索結果画面などに表示される動画広告のことをいいます。

YouTube動画広告の出し方はとても簡単で、YouTube Adsから登録すれば誰でも広告出稿ができます。予算に合わせて入札単価を設定することができるので、比較的低価格なことも特徴です。

YouTube動画広告の種類は大きく分けて、TrueViewと呼ばれる「スキップ可能な広告」「スキップ不可の広告」さらに「バンパー広告」の3種類があります。

【YouTube動画広告の種類】

動画広告のフォーマット説明規格
True Viewインストリーム広告(スキップ可能)動画広告が5秒間再生された後スキップ可能動画の長さ:最長6分(15~60秒程度推奨)
推奨アスペクト比:16:9もしくは9:16
推奨解像度:720pt以上
True Viewインストリーム広告(スキップ不可)スキップ不可の最長15秒間の動画広告動画の長さ:最長15秒
推奨アスペクト比:16:9もしくは9:16
推奨解像度:720pt以上
バンパー広告スキップ不可の最長6秒の短い動画広告動画の長さ:最長6秒
推奨アスペクト比:16:9もしくは9:16
推奨解像度:720pt以上

※2021年7月時点での情報です。詳しくはYouTube Adsのヘルプをご参照ください。

インストリーム広告(スキップ可能な動画広告)

動画広告を5秒間見た後、動画プレーヤーの右下に「スキップボタン」が表示されます。「最初の5秒」でどれだけユーザーに興味を持ってもらえるかが重要です。

ユーザーが動画広告を30秒(30秒未満の動画広告は最後まで)視聴した場合に課金されるCPV(Cost Per View)方式、または動画広告がクリックされるごとに課金するCPC(Cost Per Click)方式で料金が発生します。

インストリーム広告(スキップ不可の動画広告)

最長15秒の動画広告を見ないと、動画を視聴することができません。動画広告を最後まで見てもらえるため、商品やサービスの認知度を高められるというメリットがあります。

ただし、興味のあるユーザーにとっては有益な時間になりますが、強制的に視聴せざるを得ない動画広告はマイナスの印象を持つユーザーがいることにも注意しましょう。

バンパー広告

近年、急増中の最長6秒のスキップできない広告です。スキップ不可とはいえ、6秒という短さであればユーザーへの負担は少ないと考えられます。また、6秒なら動画広告を最後まで見てもらえるということで注目を集めています。

ですが、この6秒という短さゆえに、何を訴求するのか、記憶に残すにはどうすれば良いかを思案することが難しいというデメリットもあります。

YouTube動画広告 5つのメリットとは?

YouTube動画広告は手軽に出稿できること以外にもメリットがあります。

メリット1:圧倒的ユーザー数の多さとテレビCM以上の宣伝効果

YouTubeは圧倒的なユーザー数と知名度を持つ動画共有プラットフォームです。

Googleが発表したレポートでは、YouTube動画広告はテレビCMと比べおよそ80%以上の宣伝効果があるとされています。世界的に見ても「テレビ離れ」が起こっているという事実からも、YouTubeはテレビに匹敵するメディアだと言えます。

メリット2:ターゲットを絞って配信可能

YouTubeはあのGoogle社が運営しており、ユーザー登録にはGoogleアカウントが必須となります。Googleアカウントには年齢・性別・地域・興味関心分野などが紐づいているため、より高度なターゲティングが可能となります。

メリット3:余分なコストがかからない

YouTube動画広告では、基本的に〇秒以上視聴またはリンククリックで料金発生という課金方式です。興味のないユーザーが広告をスキップした場合には料金が発生しないため、無駄なコストがかかりにくいというメリットがあります。

メリット4:リマーケティング可能

YouTube動画広告にも通常のWEB広告でもよく使われるリマーケティング機能があります。

特定のユーザーに向けて同じ広告を見せ、認知度を向上させることができます。

メリット5:遷移先を自社ページに設定できる

動画広告ふくめ、WEB広告ならではのメリットですが、クリックすることで自社サイトへ遷移させることもできます。

実際、テレビCMやチラシなどでも気になった広告があった場合はユーザーは検索等行うことが多いそうです。検索の手間がない分、YouTube動画広告から直接情報を見に行けるというのは大きな強みかもしれませんね。

YouTube動画広告 5つのデメリットとは?

多くのメリットがあるYouTube動画広告ですが、やはりデメリットも存在します。

デメリット1:スキップされる可能性がある

どれだけ工夫した広告動画でも、ユーザーが絶対にスキップしないということはありません。ただし(広告開始直後にブラウザバック等がなければ)最初の5秒は見てもらえるケースが多いです。この「最初の5秒間が勝負」という点で、他の広告と比べると少し不利と言えるでしょう。

デメリット2:クオリティによっては逆効果の可能性がある

YouTube動画広告は比較的低コストで出稿できるのですが、動画クオリティによってはユーザーにマイナスの印象を与える可能性があります。

デメリット3:広告出稿には審査がある

広告を出稿するうえで避けて通れないのが「審査」です。

審査は1営業日以内に完了することがほとんどですが、場合によっては数日審査で時間をとられることもあります。また、審査不承認の場合には、動画や出稿内容を確認して再度審査を受けなければいけないため、さらに時間がかかることもあります。

デメリット4:動画制作はコストがかかる

YouTubeに動画広告を出すには、それ専用の動画を制作しなければいけません。自社で制作する、外注するなど方法はありますが、いずれも人的リソースや制作費用などがかかります。

クオリティを担保するにはプロに依頼する、YouTuberやインフルエンサーに出演を交渉するなどのコストもかかります。

デメリット5:広告はネガティブなイメージを持たれやすい

「スキップできない広告」に対してマイナスの印象を持つユーザーもいます。視聴を楽しみにしている動画の前後や途中に強制的に動画広告が流れるため、どうしてもマイナスのイメージを持たれてしまうということを念頭に置いておきましょう。

YouTube動画広告の制作ポイント3つ

動画制作は構成を考えたり、自社または外部の制作会社に依頼するなどの手間がありますね。ですが、その手間以上に効果も期待できます。

これからYouTubeへの広告出稿を検討している企業向けに、どんな広告にするとよいか制作のポイントを3つご紹介します。

最初の5秒が勝負!興味や共感をひきつける

スキップ可能な広告の場合にはいかに「続きが見たい」「なんだろうこれ、気になる」と思わせるかが重要です。

「最初の5秒が決め手!YouTube動画広告で視聴者を掴むコツと構成ポイント」の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

次のアクションを明確にする

広告に限らず動画を視聴後にユーザーに何をしてほしいのか、を明確に促しましょう。そうすることで、見込み度の高いユーザーを逃すことなく、次の行動を起こしやすくなります。

ターゲティングはしっかりと

YouTubeに動画広告を出稿する際、ターゲットの属性を設定することができます。配信先とターゲット層がずれていると当然、思っていた効果は得られません。動画制作の時点でしっかりターゲティングを行い、その人たちが興味・関心を寄せるフレーズや音楽などを取り入れた動画制作を心がけましょう。

YouTubeに動画広告を出した後は分析・改善を

YouTubeに動画広告を出稿後に大切なのは、Google広告やYouTubeのアナリティクスツールで視聴数やユーザー傾向などを確認しながら適宜改善を行うことです。

配信時間やクリック先のページ内容は適切か、動画広告から次のアクションに促せているか、など確認するべきところは多数あります。

動画制作は少し大変ですが、通常のWEBマーケティングとの違いはほとんどありません。「動画広告を出して終わり」とならないように、しっかりKPIを定めて効果測定を行っていきましょう。

動画広告のKPI設定方法については、以下の記事でわかりやすく解説しています。

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